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それでも、東アジアのななめ上を目指す。

2018夏・日本列島跳躍紀行(8)石勝線から新千歳空港、次の目的地へ

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 旅の最初の目的を果たし、次の目的地に向かうべく、引き続き千歳行きの列車に乗ります。列車は新夕張を出ると、途中の信号所で長く停まったり、高速走行ができる路線をのんびり走り、追分駅でまた10分程停車します。

 

 

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 追分駅は石勝線と室蘭本線が交わる駅ですが、栗山駅同様札幌や道南へのメインルートからは外れていて、室蘭本線の列車は数えるほど。石勝線も一部の特急が通過していて、次の南千歳と比べれば、乗り換え駅としての需要ははるかに限られます。とはいえ、貨物列車が今も行き来する駅は長大で、駅員も配置されるなど、交通の要衝としての役割は果たしています。

 

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 室蘭方面からの列車がやって来ました。車両によって塗装が違いますが、それは先頭の車両が本来日高本線向け「優駿浪漫」号のデザインになっているためです。

 ただ、その日高本線は2015年から度重なる暴風・高波・大雨で被害を受け、大部分を占める鵡川から様似までの区間が不通となり、既に復旧は絶望的です。日高地方の駿馬をモチーフにしたロゴをつけた列車が、沿線の馬たちと再会することは、おそらくありません。

 

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 室蘭本線の列車に続いて、千歳から夕張に向かう列車もやって来ました。3方面からの列車が同時に停まっているわけで、駅としての重要性をあらためて感じます。列車は夕張に行ってから、追分まで折り返すことになるようで、気の早いことに、ここでサボが千歳夕張間から追分夕張間のものに変わりました。

 この列車と入れ違いで、千歳行は発車。

 

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 列車は南千歳に着きました。ホームに降り立つと、石勝線開通の小さな記念碑が置かれています。

 

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 ここから新千歳空港まではすぐ、なのですが、その間を走る快速エアポートのダイヤが乱れています。来しなは定刻運転だったのですが、後で何かあったのか。私がここに着いたのが18時20分過ぎなのに、案内表示はご覧の通りです。とはいえ止まっていないのであれば困ることもなく、とりあえず新千歳空港に向かいます。

 

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 そして空港に到着すると、今度は飛行機のダイヤが大荒れです。内地を台風が直撃していて、そのあおりをもろに食らっています。

 ただ私の乗る便はこのだいぶ後で、ゲート変更こそ聞いているものの、大幅な遅れもなく飛んでくれるよう助かります。って、そんな天気なのになんで旅に出るんだ、というお叱りの声もあるかも知れませんが、これでもいろいろ調べた上で自分にゴーサインを出してます。

 

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 そういえば、せっかく夕張に行ったのに、JRやバスに乗った以外、夕張っぽいことをしていませんでした。申し訳程度になってしまいますが、空港内で夕張メロンミックスのソフトクリームを食べることにします。

 

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 そして、次の目的地は仙台です。不測の事態に備えて最終便を取ったところ、空港までは遅れず着きました。ここからも揺れはするでしょうが、条件付き運航でもなし、仙台まで問題なく飛べるはずです。

 

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 仙台行きの飛行機は、エンブラエル170。国内線でボーイング737-800以外の機材に乗るのはいつ以来のことかと、ふと思ったりします。そして北海道、また会いましょう。今度はもう少し長く居られると良いのですが。

 飛行機は出発後だいぶ待った後に離陸。揺れが予想されるのか、ドリンクサービスは提供できるうちにしてしまおう感が少しありました(悪いことではありません)。とはいえ1時間ほどのフライト、大きな揺れはほとんどなく、無事仙台に到着しました。

 

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 空港はほとんど営業終了で、連絡鉄道の発車が迫っているので、急いで駅へと向かいます。急いでといいつつ、こういうのを撮ってしまうのですが。

 あ、ちなみに、杜みなせさんだそうです。

 

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 仙台行きはJR東日本の車両。さらに急いで駅までたどり着いた乗客数名を乗せると、定刻通り発車しました。

 

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 そして夜の仙台到着。明日は今日にも増しての大移動です。酒肴だけ仕入れて、宿でおとなしくすることにします。

 

※ (前回エントリの記述を再掲します)

 本エントリの基となった旅行には、2018年8月下旬に出かけてきました。そしてエントリ作成の途上で、北海道胆振東部地震が発生しました。今も被害が続く中、本エントリを執筆すべきかどうか、率直に言えば迷いはありました。

 ただ、あえて執筆・公開することにしました。その理由としては、まず個人旅行の記録とはいえ、不自然な形で公開を中止することに疑問を感じたことがあります。また、いずれ北海道が復旧・復興するときに、柱となる産業の1つが観光・旅行業となります。不遜を承知の上で、道内の旅についての文章を公開することで、単なる「被災地」ではない北海道に対して、僅かなりとも関心が向かうことにつながればとも思いました。これは阪神・淡路大震災を経験し、その後も長らく「被災地」に暮らした者としての思いでもあります。

 北海道胆振東部地震で被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を願って止みません。

 

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