1ヶ月以上の中断期間を経て、四国サッカーリーグが再開されました。この日は春野球技場ではなく陸上競技場の方で、高知ユナイテッドSC対アルヴェリオ高松の試合が行われます。
陸上競技場の大きなスタンドに、応援旗が並んでいます。それ観る方は良いのですが、球技場と違って木陰がないので、コアサポは大変そうです。まだ風が通る分、助かるといえば助かるのですが。
本日のスタメン。高知ユナイテッドは中断期間中に新たな選手が加入していますが、今回のスタメンは元からのメンバーで組んでいます。
本日の試合開始予定は13:30と聞いていたのですが、13時になる前に選手入場が始まりました。何事かと思って調べてみたら、開始時間が13:05に変更になっていたとのことです。この日はテレビ高知で中継があるので、その関係でしょうか。ともあれ、開始に間に合って良かったです。
というわけで、変更後の予定時刻に高知ユナイテッドのキックオフで、試合が始まりました。
高知ユナイテッドは開始直後から試合を主導します。そして前半7分には菅原が正面から決めて早速先制。
9分には田口のシュートをさらに中林が押し込み、早々に1点を追加。
中林は13分にもゴール。新田のシュートを高松GK橋口がパンチではじいたこぼれ球を押し込んで、3点目を奪います。
この後試合はいったん落ち着きますが、給水タイムを挟んだ36分、田口がゴール近くからのシュートを決めて4点目。
終了間際の44分には堀江が正面左寄りからのシュートを突き刺し、これで5-0。前半はほぼハーフコートゲーム状態で、高知ユナイテッドがアルヴェリオ高松を圧倒します。
ただ、後半に入ると、高知ユナイテッドの流れは止まります。相手ゴール前でのパスが合わず、逆に攻め込まれるシーンも出てきます。大量リードを得ているとはいえ、ここでダレるようでは、今後の試合が不安になってしまいます。
しかし後半27分、高知ユナイテッドは堀江のパスから途中出場の前原がゴール右隅に流し込み、後半初得点を手に入れます。
この直後、高知ユナイテッドは中林に代えて新加入のソウザ・パウロを投入します。ブラジル人ストライカーというだけで注目度が上がろうというものです。
そのソウザ・パウロは出場からすぐ最前線に立ちますが、引いて守るアルヴェリオの選手にボールとの間を遮断され、しばらくは孤立状態になります。ただ、位置取りを少しずつ変えている間にボールが通りだし、攻撃に加われるようになります。
そして後半37分、パウロが待望のゴール！グラウンダーの渋いボールでGKを抜き、デビュー戦を飾ります。
これで高知ユナイテッドはフルスロットル。後半39分には競り合いから前原が決めて8点目。
さらに後半43分にはキャプテン横竹翔のシュート！相手GKがクリアしきれず、高知ユナイテッドに追加点が入ります。
そしてアディショナルタイム終了ギリギリの後半47分には、またもソウザ・パウロ。平田から受けたボールを相手ゴールにきっちり突き刺し、ついに10点目が入ります。
結局、試合はそのまま終了。高知ユナイテッド、相手にほとんどチャンスを与えない圧勝です。
MVPはゴールもアシストも決めた堀江。商品に加えて、貴重なテレビ中継で、ヒーローインタビューの栄誉に授かります。
加えて、わんピーから焼き肉店でのお食事券もゲット。
さらには外国車の利用券までついてきました。堀江曰く、ベンツを借りようかとのことです。
再開初戦を理想的な形で終え、首位を守った高知ユナイテッドSC。同率2位ではFC徳島とKUFC南国が追っていて、勝ち点2差に迫られていますが、次節ではこの2チームが直接対決。順当にいけば、この勝者との直接対決で、四国サッカーリーグの優勝が決まります。
