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それでも、東アジアのななめ上を目指す。

第19回世界社会学会議参加記(9)Day 6

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 会議6日目、最大の懸案だった自身の研究報告も終わり、いよいよ大詰め感が出てきました。この日は夕方までセッションのあと、フェアウェル・パーティーが開かれます。

 

 

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 後半に入って、MTCCを南北に行き来する機会が増えてきました。南北を結ぶ通路には、ネオンを使ったアートがいくつも飾られています。ただ、由来は分かりません。

 

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 さて、今回の会議では、昼間のものを除いて各セッションが1時間50分の枠で行われます。ただし、セッションは単発のものだけではなく、複数の枠を通して行われるものもあります。この日出席した"Cold War Social Science"(冷戦社会科学?冷戦の社会科学?冷戦と社会科学?訳が難しい……)に関するセッションがそうで、2つの枠で連続して行われました。私はかつて東側に属していた国を主に研究しているので、関心を惹かれて聴きに行ったところ、むしろ北米の研究者と冷戦との関わりがトピックとなっていました。もっとも、それはそれで地域研究者のあり方を考える上で勉強になったのですが。

 

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 ただ、それよりなによりプロジェクターのメーカーを見てびっくりするやら懐かしいやら。会社もブランドもなくなって久しいですが、何とか長くもってくれると嬉しいなぁと。

 

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 セッションが終わり、レセプションがある北側の建物に戻ります。その途中で、前日まで賑わっていたはずのホールを見かけました。出版社や大学のブース、ポスターセッションのポスターが並び、報告者や出席者が集まっていたホールは、既に展示期間が終わり、すっかり片づけられています。祭りはあっという間に終わってしまうものです。

 そんな感傷に浸る間もなく全体集会が続き、その後はお待ちかねのフェアウェル・パーティーです。

 

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 フェアウェル・パーティーはレセプション同様、食べ物は自由でドリンクはチケット制です。ただ見た限り、デザート類はなさそうです。

 

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 パーティの冒頭には、ファーストネーションズのパフォーマンスが披露されます。ただ見た限り、いや音楽も含め、むしろポリネシアに近い印象を受けたのですが、この辺は謎が残ります。

 

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 踊っている人々を見ると、ファーストネイションズに交じって白人と思しき人も見かけます。ただ、仮に白人が加わっていたとして、それをどう捉えるかは、よくよく考えると難しいところです。いわゆる「らしさ」を求めるならば、確かに引っかかるところではあります。より極端な例えになりますが、漢族が蒙古族(あえてこう書きます)の民族衣装を着て、蒙古族を称して「民族舞踊」を披露したとしたら、看板に偽りありと思う人がいても不思議はないでしょう。私だって眉を顰めます。

 とは言え、白人がファーストネーションズの踊りを踊ったらダメと言ってしまうのも、狭量が狭く感じられますし、血統や人種で文化の許容度を決めてしまうことで、一つ間違えば転倒しただけのレイシズムに堕してしまうのも怖い話です。と、ややこしい話になってしまいましたが、社会学者の集団による出し物である以上、こういう批判的検討を免れることはあってはならない、とは思うわけです。

 

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 パフォーマンスが終わり、本格的にパーティーです。会場はトロントの街を意識した演出がされていて、こちらはチャイナタウン。

 

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 付近にはこんな感じで、中国風の提灯が釣り下げられています。

 

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 リトル・イタリーもあります。もっとも、それっぽい演出は、こちらは見当たりませんでしたが……

 

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 「エンターテインメント」と称する一角。VIPを迎えるような赤絨毯が敷かれていて、次から次へと参加者が通っています。私も通りました。

 ただ、食べ物が早々に無くなってしまった上に、知っている顔をまるで見かけず、かと言って研究上接点があるか無いかも分からない人たちに声をかけて回るのもヘンな話なので、途中で抜けることにしました。

 

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 トロントの夜空。この街にいられるのも、あと2日だけです。

 

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 ロジャーズ・センターでは、この日からボルチモア・オリオールズとの三連戦が始まりました。付近には両チームのファンがまだ残っています。

 

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 ホテルに戻って球場内を見ると、この日のスコアがまだ表示されていました。見るからに乱打戦で、5点差を追いつかれたトロントがウォーク・オフ(サヨナラ)で勝ったことになります。右端のLOBは残塁数(Left on base)だそうで、これは2ケタになっていないだけ、マシと言えばマシでしょうか。

 

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 最後に投げたアクスフォードの成績も残ってます。1イニングを投げて2奪三振で無失点、この試合の勝ち投手です。

 さらに気になったので調べてみると、試合が決まったのは延長10回裏、2死1, 2塁からサードへの内野安打だということ。

 

baseball.yahoo.co.jp

 

 どういうこっちゃ、と思ってさらに調べたら、ダイジェストの動画を見つけました。

 

www.youtube.com

 

 ってか、あれ……ヒット?

 ショートに続いてサードが打球を取り損ねたのを見た時点で、頭の中を「盆回り」が流れました。

 

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 翌日の試合を控えて準備中のスタジアム。観たい!観に行きたい!ただ、セッションは明日が最終日。グッとこらえて、MTCCに向かうことに決めました。

 

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