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それでも、東アジアのななめ上を目指す。

2018.6.23.JFL第14節FC大阪対コバルトーレ女川@ヤンマーフィー観戦記

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 高知ユナイテッドSCをはじめ、Jリーグ入りを目指す地域クラブにとって、直接の目標はJFL日本フットボールリーグへの昇格です。そのJFLを予習すべく、ヤンマーフィールド長居でのFC大阪コバルトーレ女川戦にやってきました。

 

 

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 JFLは簡単に言うとアマチュアクラブのトップリーグであり、Jリーグ加入を目指すクラブにとって最後の難関です。ここで上位4位に入れば、審査を経てJ3リーグへの参入が認められるのですが、決して簡単なことではありません。俗に「門番」と呼ばれる社会人クラブの強豪がひしめいていて、J3への挑戦を阻んでいます。

 それでも、現在のレギュレーションでは前期・後期に分かれたシーズンのどちらかを制すれば、その時点で2位以内が確定します。短期集中が可能になった分、Jリーグ参入のチャンスは広がったと言えるかも知れません。

 

(参考) JFL公式「概要」

     JFL公式「大会方式 第20回 日本フットボールリーグ(2018)」

 

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 この日は結構な雨。ヤンマーフィールド長居はスタンドに屋根のある部分が少なく、到着した時には既に埋まっていました。なので、安い雨合羽を買い、屋根にかかるかかからないかのところで観戦することになりました。

 

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 ちなみに、この日はあろうことかデジカメを忘れて来てしまったため、画像はスマートフォンでの粗いものになります。普段使いなら問題ないのですが、ズームをかけると途端にデジカメとの差が出ます。

 コンパクトデジタルカメラの需要が落ちていると聞きますが、使い出はいくらでもあると思うんですけどねぇ。私も一眼レフは使いこなせる気がしないので、普段はコンデジ派ですし。もっとも、この雨の降り方を考えたら、持ってこなくて結果オーライだったかも知れませんが。

 閑話休題。とりあえずスクリーンを撮ってみたのですが、ご覧の通り電球が抜けまくっています。これが後々、悲惨な表示を続出させることになります。

 

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 遠く見えるはヤンマースタジアム長居。日韓W杯にも使われた、セレッソ大阪のメインスタジアムの1つです。大阪第3のJリーグクラブを目指すFC大阪が、このスタジアムを満杯にする日が望まれます。

 

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 バックスタンドにはコバルトーレ女川の横断幕がいくつも掲げられています。ただ肝心のサポーターはいずこ、と思ったら、メインスタンドで放送席が張り出した下、雨をしのげるところで密集応援です。

 

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 この日は河童ラーメン本舗さんが出張販売に来ていたので、河童ラーメンと黒河童ラーメン(各300円)をそれぞれ注文。何せこの天気、放っておくと体温が奪われるので、ラーメンは本当にありがたいものです。スープも全部頂きました。

 

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 両チームが入場してきました。第20回JFL、前期大詰めの第14節が間もなく始まります。

 

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 ホームのFC大阪です。

 先程書いた通り、FC大阪はガンバ、セレッソに続く大阪第3のJリーグ入りを目指すクラブチームです。試合前の時点で前期2位、首位Hondaを勝ち点2で追い続けていますが、直接対決で敗れているため自力優勝は不可能。それでも何とか逆転の可能性を追い求めています。

 ちなみに、地域リーグJFLとの入れ替えの枠は原則2クラブなのですが、JFLからJリーグに移るクラブが出ると、その分JFLに空きが生まれるので、昇格枠が増えることになります。そのためにも、FC大阪には是非とも逆転優勝を果たしてもらいたいのです(切実)

 

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 一方アウェーのコバルトーレ女川。昨年地域リーグ12クラブが2つの昇格枠を懸けて争う地域チャンピオンズリーグを制し、今年からJFLに入ったクラブです。東日本大震災の危機を乗り越えたチームに期待が集まりますが、流石にJFLの壁は厚く、この試合前時点で16チーム中13位と、降格圏もギリギリの状況です。

 

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 本日のスタメン、なのですが、女川のフォーメーションがほとんど分かりません(涙)とりあえず2トップでキーパーが1人というのが読み取れるぐらいです。

 

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 さて、前半はコバルトーレ女川のキックオフから開始。早速コバルトーレが攻め上がり、FC大阪は受けに回ります。

 

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 しかし、前半5分にFC大阪はカウンターからゴール前に持ち込み、7番木匠が右に押し込んで先制。早速優位に立ちます。

 ただ、この後試合は一進一退。上位相手に果敢に攻める女川に対し、FC大阪はなかなかチャンスが作れません。

 

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 結局前半を終わって1-0。FC大阪が乗り切れない印象ですが、何せこの天気、女川の方は後半の運動量が落ちないかが不安要素です。

 

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 後半はFC大阪のキックオフ。ピッチに出てきた選手はユニの着替えがないのか、みんなびしょびしょです。雨はまったく止む気配がなく、時折風も当たる状況。選手の体力消耗が心配です。

 はたして、女川の選手が1人、足が吊って倒れ込みました。スタンドからは「塩分取れー!」「ミネラル取れー!女川やろ、海産物ようけあるやろ!」といったヤジが飛びます。ああ、関西、大阪に戻って来たんだと実感します。

 ただ、ヤジって本来かくあるべきと思うんですよね。特に阪急ブレーブスがあった頃の兵庫県西宮市で育った身からすれば、ヤジとは即興のユーモアや諧謔精神を発揮して、場の雰囲気を和らげたり、盛り上げたりするものだという意識が強いです。納得いかないことをアピールするにしても、笑いへの転用や機転を込めてナンボ、というものです。気に入らない相手を中傷、罵倒、あげく恫喝するなどというのは、その対極にある蛮行で、これをヤジとして通すのは、ヤジという文化的所産への冒涜であり、否定されるべき重大な挑戦で、……済みません、長くなりました。

 

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 という間に、止まっていた試合が再び動き始めます。FC大阪は選手交代をきっかけに攻勢に転じ、66分(後半21分)には井手口のシュートで2点目を奪います。

 ただ、その選手交代が結構な惨状でした。

 これに遡る57分(後半12分)、FC大阪は四ヶ浦選手に代えて塚田選手を起用しますが、スクリーンの電球が切れていたせいで、塚田選手の表示が「  ダ」。

 なんのこっちゃと思われるでしょうが、76分(後半31分)に女川が井上と池田を後退させたところ、

 

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 こんな感じです。

 はては直後の77分(後半32分)、FC大阪が南部を下げて水野を入れたところ、画像がボケて済みませんが、

 

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  ゛ノ

 

 どー発音せぇと。超古代文明の未解読文字かなんかでしょうか。

 

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 両チームにダ選手が続々と加わる中で、FC大阪はついに3点目を挙げました。89分(後半44分)、ダ、もとい塚田のゴールが決まり、これがダメ押しになります。

 そしてアディショナルタイムは3分。完全に優位に立ったFC大阪は最後の選手交代に出ます。MF田氏に代えて、

 

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 どんだけおんねんな、ダ選手。

 

 ちなみに、交代で入ったのは熊田選手です。

 

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 結局試合はそのままフルタイム。コバルトーレ女川の攻めは光りましたが、結果は3-0でFC大阪の勝ちでした。

 

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 最終スコア。FC大阪が勝ち点3を取りましたが、同時キックオフのHondaも勝ったため、順位差はそのままです。

 

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 試合後にはFC大阪の和田監督が登場。雨の中司会者に対し、

 

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 勝利監督インタビー。

 

 FC大阪には是非とも早急にJリーグ入りして、整備されたスタジアムで試合ができることを願って止みません。