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それでも、東アジアのななめ上を目指す。

2017・中九州冬の旅(12)別府を経て

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 佐伯からの電車は大分を過ぎ、別府に着いた頃には遅れが6分まで縮まりました。ここで電車を降りて港に向かい、フェリーで四国に戻ります。

 

 

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 別府駅にはラグビーワールドカップの横断幕が掲げられていました。いかにも別府という横断幕ですが、それにしても大分で開催予定だとは知りませんでした。気がつけば徐々に開催が迫って来た大会、是非生で見てみたいものです。

 

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 ただその前に、別府に来たんですから温泉です。駅前の公衆浴場でのんびり湯につかり、まだ続く冬の旅に備えて、しっかり温まっておきました。

 

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 すっきりした気分で温泉を後にします。ここから別府観光港に向かうバスの停留所に行くと、外国人の若者でいっぱいでした。別府は国際学生が多い所だったのを思い出しました。果たしてやって来たのは観光用にも見えるバス、ドアは前に1つだけで通路も狭く激混みでしたが、多国籍な乗客たちはそれぞれ場所を譲り合い、混乱らしい混乱もなく乗り降りしていきます。私が降りる時も相変わらず混んでいましたが、何ら困ることなくバスを降りることができました。

 

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 フェリー乗り場に着きました。今回は愛媛県八幡浜へのフェリーに乗って四国に戻ります。他のルートもあるのですが、別府発の深夜フェリーは八幡浜に着いた後、明け方まで船内で休憩できるので、夜中に時間を潰す場所を探す苦労がないのです。

 

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 「宇」の字が書かれた旗のイラスト。宇和島発着の定期旅客船がなくなった今も使われています。

 

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 チケットを買ってから乗船までは間があります。といっても特にすることもなく、乗り場を見渡していると、古風な地図を見つけました。

 

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 瀬戸内海や周辺の航路を示した地図。営業航路の別府・臼杵八幡浜の航路が強調されています。他にも何本もの航路が走っていますが、本四連絡橋ができる前の地図のようで、現存しない大阪・神戸から徳島や高知へと向かう航路が今も示されています。

 

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 ってか、橋ができる前どころの騒ぎではありません。見れば予土線は全通前、そればかりか中村線すら途中までです。ってことは、昭和40年代前半ぐらいの地図でしょうか。

 

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 気になって室戸半島を見ると、徳島からの路線は甲浦はおろか海部にも届いていません。西は土佐電鉄の安芸線があった頃で、それっぽい線が引かれています。よくもまぁこんな時代物の地図が残っていたものです。大阪では南海電車汐見橋駅に昭和30年代の地図が最近まで残っていたのですが、老朽化もあって撤去されてしまっただけに、こちらは是非とも末永く残していただきたいものです。

 

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 さて、いよいよフェリーがつきました。さよなら九州また会う日まで。

 

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 フェリーに乗り込むと、真新しいエントランスが出迎えてくれました。この後宿毛フェリー同様にカーペット敷きの2等船室で横になると、混んでなかったせいかすぐにリラックスして寝入ってしまいました。