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それでも、東アジアのななめ上を目指す。

シリーズ土佐の駅(160)旭町三丁目駅(とさでん交通伊野線)

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 鏡川橋から東に向かい、蛍橋電停を越えるとすぐ、そろそろ高いビルやマンションも増え、いよいよ高知市内の主要な市街地に入って来たのを実感します。次は旭町三丁目、「○丁目」というのもまた、いかにも街中の停留所のイメージです。

 

 

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 2017年3月からの幕末維新博に合わせたラッピング電車が、停留所を通過しました。博覧会と言いますが、特定の会場にパヴィリオンをいくつも建てて、派手に開催するわけでもなく、県内各地でまったり進行。この電車も来年の閉幕まで、路上を行ったり来たりしながら、ゆっくりとしたPR役を務めます。

 

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 戦後すぐからあったであろう路地が残るこの辺り。古くからの住宅に、時代を感じる呑み屋も散在しています。

 

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 ただ近年では空き家も増え、取り壊されるところも出てきています。入れ替わるように、沿線に大きなマンションが立ち並ぶようになりました。

 

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 伊野方面行ホームの向かいも、今まさにマンションが新築中。人口減少がまるで止まらないと言いながら、需要は衰える気配がなさそうです。

 

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 そんな伊野方面行のホームのすぐ近くに、同じく旭町三丁目のバス停があります。ここは市内西部の交通の拠点、高速バスの停留所の標柱も立っています。

 

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 路線バスの停留所の標柱は、とさでん交通のロゴの入った新しいもの。今も県交通や土佐電バスのものが多く残る中、わざわざ新たに立てたことには、それなりの意味があるのかも知れません。

 ただその奥には、今は運転のない空港連絡バスの標柱が、今も撤去されずに残っています。街並み同様、バス停も過渡期にあるようです。

 

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 信号のある交差点を挟んで向かい合うホーム。ここも蛍橋電停同様、上り下りのホームとも、屋根もなければベンチも壁もありません。道路が拡幅されれば、合わせてホームも充実するのでしょうが、それがいつになるかは分かりません。

 

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 停留所の西を望めば、ショッピングセンターの大きな看板がすぐに目に入ります。実際に西に少し進むと、その全容が現れます。

 ここはかつての製紙工場、そしてその廃液による汚染に業を煮やした市民らが、マンホールにコンクリートを流し込んだ「高知パルプ生コン事件」の舞台でした。

 

■ 今日のにっこりひまわり(2972)「高知市を水辺の街へ」

www.himawarimilk.co.jp

 

 その後工場は消え、跡地にはショッピングセンターができ、さらにその持ち主も名前も変わり、現在に至っています。

 

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 ショッピングセンターの手前には、東方向行のバス停があります。ここにも、かつての空港連絡バスの標柱が残っています。これが再び使われる日は来るのでしょうか。

 

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 一方の高速バスの標柱は、新しいものに変わっています。須崎からの便が1日4本立ち寄るこの停留所から、バス一本で京阪神まで向かうことができます。

  

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 はりまや橋方面のホームに向かいました。この辺りの道路はしばらく一直線、西は隣の蛍橋電停がはっきり目に入ります。

 

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 電車の接近を知らせるランプが灯りました。他の停留所の接近表示はたいてい1行で「電車がきます」と表示されるところ、ここは道幅の都合もあってか2行になっています。ただ1行のものを切り貼りしたらしい跡まで、しっかり明るくなっています。

 

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 そんな中、伊野線上りの電車がホームに到着。鏡川橋始発のためか乗客はほとんど見かけませんが、これからの電停で、少しずつ拾っていくことになります。