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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

【地域実習振り返りレポート】ジビエグルメフェスタに備え紙漉き体験(2017年11月10日・いの町)

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 11月19日開催「第6回四国ジビエグルメフェスタ2017」では、手漉き和紙体験企画を行う予定です。ただ企画成功のためには、学生自身が紙漉きを知る必要があります。そこで、今回の企画でお世話になる道の駅土佐和紙工芸村「くらうど」に向かいました。

 

 

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 ジビエグルメフェスタでは、楮(こうぞ)を使った紙漉き体験のコーナーを設ける予定です。くらうどの紙漉き体験コーナーでは、乾燥させた楮が展示されています。

 

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 全体ではこのぐらい。ただ、原木はもっと長くなることもあるそうです。

 

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 こちらが外皮を取り去った後、洗浄した楮です。アルカリで洗浄して、繊維を柔らかくします。

 ちなみに、この辺の作業の話は聞き書きです。なので当方の勘違いがあるかも知れません(汗)その場合は優しくコッソリ教えてくださいね。

※ ジビエグルメフェスタでの紙漉き体験では、作業工程が一部異なります。

 

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 洗浄した後は、繊維をほぐす必要があります。そのため、打解機と呼ばれる機会で原料を叩き、繊維を解いていきます。

 

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 打解を終えた原料は、さらにこの撹拌機でバラバラにしていきます。

 

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 撹拌機全体です。奥の丸い部分で刃が回転していて、原料を切断していきます。

 

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 この後原料を準備するまで間があるとのこと。その合間に楮の木そのものを見ておこうということで、同僚の案内でいの町の柳野地区に向かいました。楮の栽培で知られる地域です。

 

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 こちらが楮の木。この1年目の枝が和紙の原料になります。2年目でも「使えないことはないが……」ということで、若い枝が必要なようです。ただ、木によってはカミキリムシが住み着いて皮を剥いでしまい、使い物にならなくなってしまったものもあります。

 

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 こちらは樹齢100年ほどの楮だそうです。毎年枝を出しては切られるという生涯ですが、楮としては古株となった今も枝を出し続けているそうです。

 

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 くらうどに戻ると和紙の原料は準備万端、いよいよ学生による紙漉きです。今回体験するのはハガキ作りで、原料をハガキ8枚分の枠に入れていきます。

 

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 ハガキの素ができました。そのままでもいいのですが、クラウドではいろいろな草花を添えることもできます。

 

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 せっかくなので、それぞれ草花を選んで、ハガキに乗せていきます。センスが問われるという意識もあって、草花選びもデザインも結構真剣です。

 

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 デザインを終えた後は、水分を取り圧縮していきます。この時点ではまだ分厚い原料ですが、圧縮過程を経ることで、普通のハガキの薄さになっていきます。

 

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 薄くなったハガキを、さらに乾燥させていきます。熱した鉄板の上にハガキを置き、ローラーをかけた後、しばらく置いておきます。

 

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 約30分で乾燥作業は終了。 ハガキを剥ぎ取ると、最後はアイロンをかければハガキのできあがりです。

 手漉き和紙体験コーナーは学生が進行の補助役になるので、参加者の皆様への説明や振興のためにも、和紙作りの知識と経験を少しでも得ておくことは重要です。それだけに、実際に紙漉きを体験し、かつ実際に栽培されている楮を見られたのは良い機会でした。

 また、自身で和紙を作る作業は、やはり参加した学生にとっては感動的だったようです。それぞれでき上がった和紙をおばあちゃんに送ろう、それなら手紙を書いて送るか現物をそのままあげるかどっちが良いだろうか、など口々に言っていました。普段は指導上厳しいことも言う立場にいる私ですが、こういう話を聞くと、やはり良いなぁ、と思うのでした。

 

 そんな手漉き和紙体験もできる「第6回四国ジビエグルメフェスタ2017」は11月19日(日)、ゆとりすとパークおおとよで開催!皆様ぜひお越しください。

 

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