5月3日から8日まで、黒潮町は入野海岸で砂浜美術館第29回Tシャツアート展が開催中。今回も作品募集に応募したので、私の写真のイラストが砂浜でひらひらしています。見ないわけにはいかないと、行ってきました。
当日の高知県内は各地で雨が一時強く降るあいにくの天気。しかも、あろうことか高速の入口で渋滞の標示がでて、実際高速から終点以遠の国道まで車列が続くという高知に来て初めての事態に遭遇、結構堪えました(もっとも、ほとんどは都会で言うところの「流れが悪くなっています」でしたが……)。
ともあれ、何とか到着してみると、雨は降っていませんでした。
強風吹きすさぶ曇天の下、キッズサイズからXLまでのTシャツが砂浜ではためいています。中には海外からの応募作品も並んでいます。
作品だけではなく、来場者も世界各地から来ています。砂浜の入口にはJICA(国際協力機構)の小間もありました。
砂浜美術館はあくまでも自然の砂浜が美術館になっています。生態系には十分配慮しないといけません。
砂浜に並ぶTシャツは、前日からの雨を吸ってびしょ濡れ。悪い生地なら、あと数日でボロボロになっているかも知れませんが、昨年の経験からすれば、その辺は心配なさそうです。
ようやく見つけた当方の作品。
昨年夏に北海道は増毛で撮った写真をTシャツにしてみました。鉄道と駅があった歴史を記録と記憶に留める、という意味も込めています。
今年も砂浜にポストが立っています。ちなみに、入野海岸があるのは黒潮町のうちかつての大方町で、それにちなんで砂浜美術館では「おおがたはがき」を販売しています。
去年のドアに続いて、今年は「窓」の展示。
カーテンが大変そうですが、ともあれ窓です。
さて、自作は確認できましたし、雨が降らないうちにお昼ご飯を食べておきたいところです。本部付近には「海辺のお店やさん」として、地元料理からクラフト、ハンドメイドまで、いろいろ並んでいます。今回はひとまず串にしてみました。
……と、いろいろやっているうちに天気が急変。横殴りの強雨が吹き付けてきます。申し訳程度に傘は差したもののほとんど意味はなく、外に立っていられるものじゃない。無念ですが早々に移動することにしました。
すぐ近くの道の駅、ビオスおおがた。同じように雨を避けた人たちで混み合っています。もう少し何か食べたかったので、だいぶ待つのは覚悟で食堂に行くことにしました。
かつおのたたきカツバーガーとコーヒーのセット。ホットが沁みました……