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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

Collaboration(高知大学総合科学系地域協働教育学部門誌)第7号に拙稿が掲載されました

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 高知大学総合科学系地域協働教育学部*1が発行する雑誌"Collaboration"第7号がこのほど刊行され、私が執筆した研究活動報告「2016年度2年次実習授業の概要―地域とともに『企画立案力』の獲得を目指して―」が掲載されました。

 

 

 本稿は「研究活動報告」と銘打ってはいますが、実際のところ、いまだ馴染みがないであろう地域協働学部の授業のうち、私が前年度担当した第2年次の実習授業について、概要や具体的な取り組みをご紹介するものです。ですので、研究活動の報告としては、一般的なものとは趣を異にするかと思います。

 ただ、当学部の教育は単に学生を教えて終わりというものではなく、実践を伴った新たな大学教育作りのプロセスでもあり、その意味で実践的な研究開発でもあります(あくまで私個人の意見です)。もっとも、活動報告というのを優先したために、そこから研究者としてどのような知見が得られたかについては、本文ではまるで述べられなかったので、そのような知見の提供は今年度以降の課題になるかと思っています。

 なお、"Collaboration"も紙媒体のみで、電子版がありません。またも本当に済みません(汗)せめて私の担当部分だけでもウェブ公開ができると良いのですが……

*1:地域協働学部じゃないの?と思われるかも知れませんが、高知大学では教員/研究者は研究組織としての部門に所属しており、そこから学部に赴いて教育活動を行うことになっています。