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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(134)鏡川橋駅(とさでん交通伊野線)

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 高知市の中心部を東西に横切る電車通り。その西側の終点は、通りが南北に進路を変え、鏡川を渡る鏡川橋の北詰です。そこにある鏡川橋電停も、東からの多くの電車が折り返すターミナルです。

 

 

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 鏡川橋で一仕事終えた電車、折り返して東行の線路に渡ろうとする電車、発車待ちの電車。休日の朝から、停留所は電車で賑わっています。

 

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 鏡川橋の西行のホームは、信号を挟んで2つ。東行と向かい合わせに降車専用のホームが設けられていて、伊野方面行はその西側にあります。

 

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 降車専用ホームで乗客を降ろした鏡川橋止の電車が、伊野方面行のホームに入ってきました。ただここで乗客を扱うわけではなく、進路を逆転させて、2つのホームの間にある東行の渡り線に進んでいきます。

 

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 渡り線を通った電車が、折り返しの領石通行として東行ホームに入ると、ホームはいっぱいいっぱい。3両の電車が寿司詰めになって、ようやくホームに収まっています。

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 3両の電車は、どれもとさでんの主力600形。塗装こそ違うものがありますが、同じように大きなパンタグラフを立てて、発車順を待っています。

 

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 先頭の電車がホームを出て行きました。ここから後免町までの旅が始まったところです。

 

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 鏡川橋を出ると、終点の伊野までは単線になります。伊野行のホームは、複線が終わるポイントの先まで、ぐにゃりと伸びています。

 

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 ホームの先まで来てみました。ホーム奥の複線部分に屋根が設けられています。実際に使うのは、基本その辺りのようです。

 

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 ホームから道路を挟んで南側には、時代を感じさせるバスの待合所があります。同じ建物の右手が電車の信号所になっていて、ここで東西に進む電車を捌いています。

 

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 単線区間で何より大事なのは、正面衝突を防止すること。鏡川橋には電車用の信号があり、赤の×印が灯っている限り、電車は進むことができません。

 

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 国道33号線が南に進路を変え、鏡川を渡っていく鏡川橋。南行と北行、それぞれ橋は分かれていて、その間に電車の橋が架けられています。

 

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 伊野行の電車がやって来ました。これに乗って西に向かいます。電車は信号が変わるとともに、単線の線路へと進んでいきました。

 

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 単線区間を進み始めると、すぐに鏡川橋北詰にある交差点に差しかかり、電車は再び停車。電車用信号が直進の黄色い矢印を示したのを見てから、あらためて停留所を発車します。

 

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 鏡川を渡る電車。両側を道路に挟まれる間を、道路より少し低い鉄橋で渡っていきます。

 

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 鏡川橋南詰の交差点近くに来ると、すぐに信号が直進を示しました。電車は速度を上げると一気に交差点を渡り、再び進路を西にとって伊野を目指していきます。