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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

第27回嫁石梅まつりに行ってきました

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 今年も土佐山は嫁石で開催中の梅まつりに行ってきました。天気にも恵まれ、梅も今を盛りと咲いていて(それでも七分咲きとのこと)、高知に春が来たのを実感してきました。

 

 

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 ところどころものっそ細い道をたどりながら、嫁石の梅園へ。駐車場で入園料を払い、今年もやって来ました。ちなみに、駐車場の空き具合によっては、梅園まで直接車で行ってから入園料支払いになることもあります。

 

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 一帯に広がる梅と、目移りしてしまう売店のメニュー。特に売店の品揃えは、去年より増えたような印象があります。

 

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 中には休憩所もあり、炭火が起こされています。見た目は火が消えているようですが、結構暖かいです。

 

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 今年もありました、巨大鹿威し。ただ、規模の割にうるさくはないです。

 

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 むしろメインは鹿を威すよりこちらの粉ひきではないかと。

 さて、この鹿威しの辺りから、梅園巡りが始まります。

 

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 白、桃色、紅色の梅、梅、梅。梅園全体で約1,200本が植えられているそうです。

 

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 相変わらず写真の腕は上がらないのですが、たまたまピントが合ったもので(苦笑)

 

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 中にはまだ開花を迎えてなかったり、散り初めの木もありますが、気がつけば弥生を迎え、多くの梅の木が春を謳歌しています。

 

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 手前の木は今年の気象木とのこと。ただ、具体的にどういう役割をするのかは分かりません。桜の開花宣言用?←梅だよ

 

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 嫁石の梅は、本来は観賞用ではなく、梅の実を獲るためのもの。しかしこれだけ花が咲くと収穫も大変そうです。とはいえ梅まつりとなればあまり摘花もできないでしょうし、難しいところです。

 

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 上から見ると、梅の絨毯が敷き詰められたような感じです。

 

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 谷あいを埋め尽くす梅の花。この壮観さ、写真ではお伝えできていない気がします。実際にご覧いただくのがいちばんです。

 

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 渓谷に架けられた小さな橋を渡って、対岸からメイン会場へと引き返します。

 

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 渓谷の風景。夏でも涼しいんでしょうね。

 

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 梅の木の下にある赤いのはテーブル。会場のところどころにテーブルと椅子があり、休憩できるようになっています。

 

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 どこまでも続いていくような梅の谷。まだ肌寒さも残るとはいえ、ようやく春の風景を目にすることができました。

 

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 順路にはところどころ大きな岩があります。近くの梅の木も岩に沿うように枝を伸ばしていて、蔦じゃないんだからと言いたくなります。

 と、能書きが多くなり過ぎました。ここからしばらくノーコメントで梅園の風景をお楽しみください。

 

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 さて、メイン会場に戻ってきたところでおなかが空いてきました。少々早いですが、お昼ご飯にします。

 

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 これだけ梅があるので、梅を使った商品も多いですし、それ以外の料理も多い。どれにしようか相当迷います。

 

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 考えた末に選んだのが、まずはおにぎり弁当と宗田節の天ぷら。お弁当にはイチゴが入っていて、こちらも春の感じです。天ぷらはいわゆる平天ですが、あらためて油で軽く揚げてくれました。

 

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 こちらは猪汁。高知に来てから猪と鹿は完全に食べ物という位置づけになりました。私の地元の六甲山など、山が食べ放題みたいに思えてきます(ぇ

 

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 そして物珍しさで買ったのが、こちらの揚げ豚まん。その名の通り、豚まんを油で揚げるのです。食感もまさにその名の通り、外はカリッとしていて中は豚まん。楽しい料理を思いつく人もいるものです。あるいは、豚まんを間違えて油の中に落としてしまって、もったいないから食べたらおいしかった、とかいうストーリーでもあるのでしょうか。

 

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 梅と昼食を堪能したところで、お土産を買って帰ることにします。道すがら、こんな石碑を見つけました。梅まつりの地域へのインパクトをあらためて感じます。

 

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 で、お土産はこちらの梅の枝。100円というのは枝1本ではありません。竹の筒それぞれに入っている複数の枝がセットで100円なんです。都会では考えられない価格設定です。

 

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 梅の枝の販売は良心市(無人販売所)方式。自分で枝を取り、自分で枝先を新聞紙に包んで輪ゴムで留め、おカネを石油缶の中に入れます。枝が無くなれば、そのうち係の人が補充します。実に合理的な方法で、我が家にも春を告げる花が来ることになりました。

 

 嫁石の梅まつりについては下記リンク先をご参照のほど。僭越ながら、昨年書いたエントリもご一読いただけると幸いです。そして、既に梅は見頃を迎えています。急いで行かれた方が良いですよ。

 

■ 第27回嫁石の梅まつり - 高知市公式ホームページ

 

 

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