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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

シリーズ土佐の駅(109)県庁前駅(とさでん交通・伊野線)

こーち てつ

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 高知県庁から南に伸びる広い道。電車がその道との交差点を渡るとき、北側に高くそびえる高知城天守閣がその威容を現します。そして交差点を渡りきれば、電車は県庁前の停留所に到着します。

 

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 ここは高知県の幹線道が集まる交差点。高松からの国道がここで終わり、松山、徳島、安芸から室戸、四万十から足摺を経て南予方面、各地への国道がここから始まります。

 

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 信号を支える電柱には、高知県の鳥ヤイロチョウを描いた細工が飾られています。

 

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 東行の停留所。高知市内では珍しいビル街の中に置かれています。

 

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 その停留所に電車がやってきました。

 高知では数少ない都会的な風景ですが、走る電車は昔ながらのものです。

 

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 停留場にやってきました。

 県庁前交差点は、はりまや橋と並ぶ路線バスのターミナル。ここから高知市内外各地に向けて、とさでん交通のバスが出て行きます。

 

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 県庁前の駅名板は、なぜかローマ字が書かれていません。空くはずのないスペースが空白になっていて、どこか拍子抜けのする駅名板です。

 

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 車で賑わうはりまや橋方面。真っすぐ伸びる通りの先に、手前から高知城前、大橋通、堀詰の停留所までが見通せます。

 

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 伊野行の電車がやってきました。半世紀以上前に生まれた電車は昔の塗装に戻され、冷房のないオールド・スタイルで今日も走っています。

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 誰もいない西行のホーム。僅かなビル街はこの手前で終わり、ここから西の電車通りからは、再び空が広く見通せるようになります。

 

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 街路市で知られる高知市。有名な日曜市以外にも、市街地では月曜と土曜以外に毎週市が開かれています。

 この日は木曜日。県庁前の交差点から南側、鷹匠公園までの間で、木曜市が開かれています。

 

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 西側の側道に、青果や生花、干物や乾物等を売るコマが並んでいます。売られるのは基本的に地場のものですが、そうとは限らないものもあります。

 

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 野菜を売っているコマ。手作りの品札の中には、一言添えられているものもあり、さらに手作り感を出しています。

 

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 街路市のもう1つの楽しみが食べ歩き。串焼きの店には多種多様なメニューが並んでいます。

 

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 都会なら相当な贅沢であろう炭火焼が、普通のものとして、今週も出店しています。

 

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買い物客も出店者もお世話になる木曜市のうどん・そば屋。「中日そば」というのが目を引きますが、何もドラゴンズとは関係なく、中華麺を和風だしに入れた、高知でも香南市赤岡辺りの名物料理です。

 

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 木曜市の南の端まで出てきました。

 年の瀬の寒い午前ですが、明るく晴れ渡る空に向かって高く伸びる椰子の木が、南国の雰囲気を醸し出しています。

 

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 県庁前停留所があるのは、官庁とオフィスビルが集まる高知県の中枢。

 その傍らで、昔ながらの市井の人々の営みが、今も引き継がれています。