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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(97)鹿児駅(とさでん交通後免線)

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 国道195号線、土佐中街道とともに曲がりくねる路線。その中でも最も急なのではというカーブのすぐ近くに、鹿児駅が置かれています。

 

 

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 カーブを曲がり切った電車が、鹿児駅を出て行きます。地元のケーブルテレビの全面広告電車、側面でキャラクターが龍馬風の衣装をまとっているのは、お約束というべきでしょうか。

 

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 今度は後免町に向かう痛電が入ってきました。見慣れた、としか言いようがない状況です。

  

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 電車が去った鹿児駅のホーム。ノーガード電停が散見される中、ここは後免町行もホームが設置されています。

 

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 伊野方面のホーム。とさでんには珍しく、木造の壁で支えられた屋根と、これも木のベンチが置かれています。

 

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 後免町方面へのホームは細いですが、それでもホームがあること自体、近くの電停とは大きな差です。

 

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 停留所から後免町方面に出ると、すぐに電車は寄り添う道路とともに大きく北に曲がります。その後もさらにカーブを経て、次第に南国市へと向かっていきます。

 

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 西に向かう線路は川にぶつかると進路を変え、しばしは川のすぐそばを、その後はつかず離れずで、国道とともに走っていきます。

 

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 雲が垂れ込めた昼下がり、車が通りがかるだけの停留所。人影もない中で、ただ電車と乗客を待っています。

 

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 再びやってきた鏡川橋行の電車。待っていたのは、私一人でした。

 なおこの駅、「かご」だとばかり思っていたのですが、

 

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 正しくは「かこ」。高知の地名は引っ掛け問題の宝庫です。