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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

シリーズ土佐の駅(75)平田駅(土佐くろしお鉄道宿毛線)

こーち てつ

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 宿毛市東部、田んぼの中を効果で横切っていく、土佐くろしお鉄道宿毛線。県道と交わったところで、平田駅に到着します。

 

 

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 中村から宿毛へ向かう黒潮町ラッピングカー。向こうの山を越えれば、宿毛市の中心街が見えてきます。

 

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 中村方面を振り返れば、高架の線路が丘へと吸い込まれています。その上には工場と思しき、いくつもの建物が並んでいます。

 

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 待合室。線路を向いた一列のベントが並んでいるのは、他の駅と同じ。新しい路線だけあって、規格化されているのかも知れません。

 

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 駅の北側は国道56号線が近くを走っているせいか、住宅地や資材置き場など、人の営みを感じるものが多くなっています。

 

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 南側は駅前広場の奥に、住宅地とコンクリート工場。宿毛市に入って、今までの沿線で見てきた農山漁村や地方都市の風景が、意外にも変わった気がします。

 

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 三角屋根の駅舎。決して大きなものとは言えませんが、宿毛線の他の駅には見られないものです。

 

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 地上に降りてみました。高架下には周囲の案内図が描かれており、隣の工業団地駅一帯も含まれています。駅と駅との間隔が広いローカル線の案内図で、隣の駅が入ってしまうのもそうないような気がします。

 

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 県道の案内表示板。高知市内でもそうそう見ないような地名が並ぶ辺りに、最果てに来た実感が湧いてきます。

 

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 橋脚に描かれているのは、ジョン万次郎のイラスト。余所の土地なら歴史の教科書にしか出てこない人物が、高知では2次元でも3次元でも、当たり前に登場します。

 

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 平屋のみとはいえ構えは立派な平田駅の駅舎です。すぐ前にはバスの停留所もあり、バスは駅まで乗り入れます。この辺も、やはり他の駅とは違いを感じます。

 ここからは足摺半島の中南部にある三原村方面に向かうバスが出ており、平田駅が村への玄関口。そのためか、この駅には宿毛線内では唯一特急が停まります。

 

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 しかし、駅舎の窓口は閉鎖されて久しい感じがします。切符の販売も、少し離れた施設やコンビニに行かないといけません。その上、平田駅のホームへの階段も駅舎とは別にあり、駅舎をくぐらなくても上がれます。

 まだ古びていない駅舎は、しかし駅舎としての役割を、徐々に失いつつあるのかも知れません。

 

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 再びホームに上がると、宿毛方面からディーゼル音が微かに聞こえてきました。

 

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 中村行の大月町ラッピングカー。蒼い海の色に包まれたディーゼルカーが、中村までの谷あいの鉄路を走って行きます。