第96回天皇杯高知県予選、準決勝第2試合はロッサライズKFCと高知ユナイテッドSCの対戦。ノーシードから勝ち上がってきた県リーグ所属クラブが、再編初年度の四国リーグ上位クラブに挑みます。
久々に横断幕が並ぶ春野球技場。
ただよく見ると、前身のアイゴッソ高知時代のものもあるようです。横断幕を揃えるにもお金はかかるでしょうからねぇ……せめて、上から高知USCのロゴでも貼れると良いのですが。
この試合はロッサライズKFCのホーム扱い。なので高知USCは白のアウェーユニ、一方のロッサライズのキックオフで試合は始まりました。
すると、2分でいきなりUSCが先制。左からのコーナーキックから横竹がヘッドで押し込みます。
17分には菅原がロッサライズGKのクリアボールを顔面に当てるハプニングもありましたが、20分にその菅原が右側からミドルを決めて2点目。その後ロッサライズが攻め込む場面もありましたが、難なくかわして前半はそのまま終了します。
後半も1分と経たないうちに小林のシュートが決まり、USCが得点。
さらに14分には吉川のゆるいボールにロッサライズGKが対応しきれず、ボールはそのままゴールに収まって4点目。
23分にはオンのフリーキックが直接入り5点目。
オンはアディッショナルタイムに入った41分にも左からミドルでゴールに叩き込みます(以前のエントリでも書いた通り、天皇杯高知県予選の準決勝までは40分ハーフです)。
結局試合はそのまま終了。6-0で高知ユナイテッドSCが完勝しました。
試合後の挨拶に訪れたUSCの選手たち。試合内容も良かったことで、表情は明るく無かろうはずがありません。
さて、これで決勝の組み合わせは高知大学サッカー部対高知ユナイテッドSCに決まりました。これまでなら絶対王者の高知大が有利で片付くところですが、なにせ準決勝で土壇場まで追い込まれていますし、初年度の高知ユナイテッドSCが今日のこの内容です。これまでの歴史が変わるかも知れない、面白い試合になりそうです。
で、決勝は2週間後、31日の13時開始。非常に心惹かれる試合ながら時間が時間です。大丈夫かな……
ちなみに、第1試合の観戦記もよろしければ。