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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2016.7.3.KUFC南国対リャーマス高知@春野球技場観戦記

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 5月以来どうにも予定が合わなかったのですが、久しぶりに観に行くことができました。久々の四国サッカーリーグ、KUFC南国対リャーマス高知の県中部ダービーです。

 

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 このところ梅雨の晴れ間、というかもう夏本番に入ったのではないかという天気。スタンドはいくらなんでも暑いので、日陰のあるバックスタンドで観戦します。

 

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 試合前に円陣を組むKUFC南国の面々。

 

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 一方のリャーマス高知。こちらは高知市内に拠点を置くクラブで、四国サッカーリーグには前身の黒潮FC時代に昇格。近年はなかなか上位には行けないものの、降格圏に入ることもなく、残留を続けています。今季も試合前の時点でリーグ6位なのですが(愛媛県サッカー協会による星取表参照)、得点不足には苦しんでいるようで、降格圏7位の中村クラブが勝ち点差1に迫っています。

 

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 両チームの選手と審判団が入場。当然ながら音楽等一切ありません。

 

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 開始直前。スタンドには相変わらず、ほとんど人の姿がありません。気になって数えてみたところ、観客数は私を入れて23名でした。ともあれ、KUFC南国のキックオフで試合開始です。

 ところで、既にお気づきかと思いますが、バックスタンドとグランドの間には仕切り等一切ありません。文字通りグランドとの距離がありません。

 

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 なので、これ以上ないぐらい間近で選手がプレーしますし、線審も往復します。フットボールなので当然と言えば当然ですが、サイドラインを割ったボールは普通に飛んできます(事実、1回となりまで飛んできた)。下手な野球の試合より気が抜けません。さらにボールを蹴る音から選手同士の掛け声まですべて聞こえるので、結構緊張感があります。

 

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 さて、ここから試合内容となりますが、例によってストップウォッチでの個人計時と試合中のメモを頼りに書いているので、間違いがあるかも知れません。その場合は優しく教えてくださいね。

 で、試合はKUFC南国が優位に進めますが、決定的な場面まで持ち込むのには苦労します。一方のリャーマス高知もカウンターを狙いますが、チャンスらしいチャンスを作れません。

 そんな中、前半23分KUFC南国田尻が正面からヘッドで押し込んでゴール。先制したのはKUFC南国でした。

 

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 すると、両チーム選手と主審が全員撤収。暑いので給水の時間を設けたようです。Jリーグでは考えられないことかも知れませんが、そもそも上位リーグだと、余程涼しいところでもない限り、夏のこんな時間に試合自体がありませんよね。

 

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 試合再開後もKUFC南国優位は変わりません。リャーマス高知のキックオフから12分後、今度は井上がゴール隅に決めて2点目を奪います。

 ちなみに、試合再開から12分後という書き方をしたのは、休憩に入ってからしばらくして、ストップウォッチを止めていないことに気づき、慌ててリセットしてしまい、試合再開の笛が鳴った時点でゼロから計時をやり直したためです。まったく慣れてないのがバレバレですね(汗

 ただ、どうも主審の時計は休憩時間も止まっていなかったようです。アディッショナルタイムでは、休憩した分の時間をとっていました。

 

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 この流れでKUFCの大量得点もあるかと思われましたが、後半に入るとリャーマスにもコーナーキックのチャンスやシュートの場面が出てきます。一方のKUFCはゴールかと思えばオフサイド、あるいは1対1の場面を作りながらキーパーに阻まれるなどで押し切れません。後半半ばでの給水休憩を経て、2-0の場面が続きます。

 

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 それでも後半35分(今度は休憩中も時計を動かしています)、新居のヘッドが決まってKUFCが3点目を奪います。さらに終了間際、50分には松本もシュートを決め、ダメ押しの4点目が入ります。

 

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 6分あったアディッショナルタイムを終え、4-0で試合終了。終わってみればKUFC南国の快勝でした。

 

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 試合後のバックスタンドに挨拶に来たKUFC南国のメンバー。顔見知りの観客もちらほらいるようです。

 

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 本日殊勲の4選手。左から、田尻、松本、新居、井上、で合ってるでしょうか?

 一方のリャーマス高知はスコアレスでの敗戦。大方での試合で中村クラブが高知ユナイテッドに0-9で敗れたとのこと(高知ユナイテッドSCウェブサイト)で、得失点差の違いは大きくなりましたが、残留に向け苦しい試合が続きます。