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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

2016年電車の日イベントに行ってきました

こーち てつ

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 去年に引き続き、今年も電車の日のイベントに行ってきました。また去年に引き続き、今年も天気が悪いです……

 

 

 

 

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 イベント内容自体は昨年とそう変わらないのですが、普段見られない、まして乗れない電車に触れられるというのは心惹かれます。

 この電車は他の車両とは異なり、乗客を乗せない電動貨車1形1号。昨年のよさこい祭りでは花電車として走っているのを見かけました。今回は電車の日イベント開催にあわせて、前日まで宣伝で市内を走っていたそうです。

 

toden.exblog.jp

 

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 804号車。下関の山陽電気軌道(現在廃止、兵庫県山陽電鉄とは異なる)から写ってきた車両です。以前は四国銀行の全面広告を身にまとっていたのですが、期間が終わったのか、元の塗装に戻っていました。

 

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 そして今とさでんで一番ホットな電車、サイバラ電車!漫画家西原理恵子さんがクラウドファンディングで集めた資金でプロデュースした全面オリジナル塗装の電車です。

 

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 全面も側面もサイバラワールド、というかサイバラ視点の高知全開。

 前回と言えば、出入口が開いているので、これは中も見られるのかと思ったのですが、

 

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 どうやら車内アトラクションの参加者が入れるようです。いい年をして子ども向けのアトラクションに混ざるのもどうかと思うので、今回は断念。

 ちなみに「野良ペン」というと変に思われる人もいるかも知れませんが、サイバラ氏いわく、昔浦戸にいたらしいです。

 

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 高知でキャラクター電車と言えば先駆者はコチラ。

 

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 近くには204号車が止まっています。車齢が高い電車揃いのとさでんの中でも古株の部類に入りますが、どうにも塗装の痛み方が気になります。冷房なしの車両でもありますし、今後については予断を許しません。

 

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 車庫内で休む2002号車と631号車。すぐ手前で線路が途切れていますが、ここはトラバーサ―と呼ばれる電車を乗せて平行に移動させる機械が動いています。電車を動かしたいときはトラバーサ―がその車両の手前まで移動します。トラバーサーは電車に乗ると、今度は本線に出る方面の開いている線路に合わせて移動します。桟橋車庫をよく見ると、本線からの線路と車庫内の線路が少しズレているのですが、トラバーサ―で平行移動させることで、車庫内の電車を本線に送り込むことができます。

 

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 こちらは205号車と621号車。それぞれ、とさでんの主力形式である200形と600形の車両です。もっとも、どちらの形式も製造会社や時期がばらついていて、同じ形式であっても見た目が随分違うことがあります(特に200形)。ある種、ハンドメイド的な要素があったりします。

 

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 久々に見たオーストリアグラーツ市電。2月に高知駅前-升形系統が運休になってからというもの、走る姿を見ることができなくなっていたのです。

 

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 そんな電車に乗り込もうとするのは、とさでん交通のキャラクターい~のちゃん(詳しくは昨年の記事を参照)。ただ、さらにステップを上がるのは、とてもとは言いませんが難しいのでは……

 

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 さて、先程サイバラ電車でのアトラクションについて書きましたが、それ以外にもイベントはいろいろあります。画像では分かりにくいのですが、左側の赤黄色緑のアンパンマン電車を相手に、今年も恒例の綱引き大会が開催中です。

 

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 こちらはミニハートラム乗車会。路面電車の超低床車両は各地でおなじみになりましたが、とさでんにも1編成だけ走っているのがこのハートラムです(ちなみに、現存する唯一の高性能車でもあります)。

 

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 また今年もトロッコ列車を運転。ただし去年は人力だったのが、今年はウニモグという工事用車両を使います。

 

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 道路と軌道の両方を走ることができるこの車両がトロッコを引っ張ります。しかもおベンツ様ですよおベンツ様。高級乗用車のイメージが強いのですが、トラックや工業用車両も結構あるんです。

 

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 トロッコ乗車は1回100円ですが、桟橋車庫まで電車で来た来場者は乗車券がサービスでもらえます。昨年もそれで乗車したのです。

 

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 で、ウニモグを後ろから見るとこんな感じ。言ってしまえば通常の屋根無しトラックですが、工事用なだけに実物を間近で見る機会はそうそうありません。

 

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 一通りイベントを見たところで、今度は外国電車の臨時運転です。今回運転されたのは元オスロ市電198号車と元リスボン市電910号車。最初に乗ったのは、こちらの198号車です。高知に来る前から「ゴールドフィッシュ」の愛称で親しまれてきた車両ですが、個人的には昔の阪神電車の「金魚鉢」を連想します。私が生まれる前には阪神電車路面電車を走らせていて、そういう愛称の電車があったのです(一部は今も保存されています)。

 

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 中央扉から198号車に乗り込みました。なにやら注意書きがありますが、ノルウェー語は全然わかりません。

 

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 車内の様子。以前は通路の両方に2人掛けの座席が置かれていたのですが、とさでんに来るにあたって車体幅を縮めなければならず(それができたってのも驚きですが)、左側が1人掛けに変更になったそうです。

 

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 天井に描かれたヨーロッパの地図。この電車に乗って、桟橋車庫から高知駅までを往復しました。

 

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 昨年は本線を走りましたが、今年は撮影会のみになった維新號7号車。

 

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 運転士の制帽をかぶって記念撮影ができるとのことですが、これまたいいおっさんが恥ずかしいのでパス。車内のみ撮影しました。

 

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 運転台。安全面や法規上の問題もあり、こちらは復刻というわけにもいかず、現存の他の車両と変わるところはありません。

 

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 ただし、行先表示幕が布製というのが古風さを際立たせています。

 

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 本日最後には元リスボン市電の貸切運転に乗車。こちらの電車については、高知駅前-升形系統での運転最終日にも乗車しているので、詳しくはそちらのエントリをご覧ください。

3710920269.hatenablog.jp

 

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 車内に掲示されていた外国電車ほかの広告。6両のうち元シュツットガルト市電は福井鉄道に転出し、カラオケ電車は引退、地元福岡県に里帰りして保存されています。またここに出ている元リスボン市電は、この車両とは形式が異なるものですが、惜しくも解体されてしまったとのこと。外国電車で話題づくりを図ってきた旧土佐電ですが、いまやそういうアピールをするのも難しくなってしまったのかも知れません。

 

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 ともあれ、貴重な乗車機会を得て、高知駅前まで往復。桟橋車庫に戻って来た時は、雨脚が強くなっていました。

 

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 既にイベント終了時間間近となり、物販ブースは売切続出。ましてこの天気ということもあり、早々に撤収モードです。

 

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 維新號の撮影会も終了した模様。とにかく雨を避けるため、桟橋車庫を後にしました。

 

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 帰りにはりまや橋で乗り換えようとしていると、198号車と対面。この日最後の貸切運転です。他の外国電車や維新號ともども冷房もないですし、次に見かけるのは来年のイベント(あれば)になりそうな気がしていたので、ラッキーだった気がしています。