いよいよ始まりました「土佐のおきゃく2016」。初日の5日土曜日、高知球場での試合後に、オープニングセレモニーの行われる中央公園に行ってきました。
さて、いきなり現れたこのキャラクター、「べろべろの神様」とおっしゃいます。土佐の宴会芸「可杯」(べくはい)で歌われる歌に登場する神様が具現化されたのがこちらです。
さまざまなご利益がありますが、筆頭にあるのが良好返杯というお酒の神様です。
会場の中央公園の真ん中にはお座敷席が設けられています。となりのテーブル席も含めて、原則相席ありの無料自由席なのですが、この日のお座敷は「とさのおきゃくで漫画家大会議!」というイベントで貸切になっていて、イベント用にお酒と皿鉢が用意されています。酒が入って会議も何もあるのかと思われるかも知れませんが、そこは土佐、酒と議論は切り離せないのです。
さてさて、オープニングセレモニーが始まります。
実は、セレモニーの前には「よさこい春の舞」として、全国大会出場チームの演舞が行われたのですが、有名チームが出演するとあって既に人だかりができていて、写真を撮ろうにも場所が確保できず、マトモなものが撮れませんでした。というわけで、申し訳ないのですが今回は割愛いたします……
実行委員長のご挨拶。それにしても周囲の酒樽の多いこと。6つもあります。
続いては鏡割り。酒樽も多いですが参加する来賓も多いこと。
「よいしょ」の一声で酒樽の蓋が割られました。この後は振る舞い酒が配られ、ステージ・観衆全員で乾杯です。
当然私も頂きます。
ちなみに、呑めない人にはお茶も配られます。これならハブられる人がでない形で、みんなぁで乾杯ができるのです。呑ん兵衛の私とは言え、こういう手配は嬉しくなります。
乾杯の挨拶と思ったら、べろべろの神様の被り物を被りだしました。世界よ、これが土佐です。
乾杯の発声一下、おきゃくが始まりました。
お酒の話ばかり続きましたが、中央公園には屋台村ができていて、県内各地からのグルメが味わえます。今回は牛串、なのですが、ピントがボケました。済みません……
公園の北口では、「第3回ジャンピングマックス四国大会」ということで、最大30段の巨大跳び箱大会が行われていました。
この時点で17段。参加者は次々と、しかも楽々と飛び越えていきます。20段を越えても飛び越える人が残る状況で、ずっと見ていたら日が暮れてしまいました。
ちなみにこれが26段に成功したところ。隣の街灯を見れば、どれだけ高いかは想像していただけるでしょう。
ただ27段目は成功者が出ず、ここで終了。聞いたところでは、飛び越えた高さは2メートル80センチ。ただただ圧倒されるのみです。
跳び箱が終わったので中央公園に戻ってみると、長太郎貝が20個限定で入荷したとのこと。しかも200円!迷わず買いに行きます。
これが長太郎貝。ホタテのようですが、全国的にはヒキオウガイと呼ばれる二枚貝です。貝の出汁とポン酢が調和してこれが美味しい。二枚貝と言えばホタテのバター焼きのイメージが強いでしょうが、こちらも負けていませんよ。
一通りお酒とグルメを味わった後で、今日は退出。ふとみると、べろべろの神様がライトアップされていますが、
怖いです。
次回以降も土佐のおきゃく2016をレポートしますので、是非お楽しみに。