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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(48)宮の奥駅(とさでん交通伊野線)

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  高知市といの町の峠道の途中にあるいくつかの電停。宮の奥もそのうちの1つです。

 

 

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 県道の道端、北側にある停留所。東行だけ、ホームと小さな待合所があります。

 

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 バス停の標柱も立っているホーム。土佐電と高知県交通が統合した今も、別々の標柱が残っています。

 

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 ホームすぐそばの信号。横断用の歩行者信号の両側に、電車用の信号があります。

 

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 といっても、並行する道路の信号の青と赤をそのまま置き換えただけ。本来の鉄道用の信号のように、行き違い待ちや速度の指示がでるわけでもありません。

 

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 信号を渡ってから、ホームまでの敷石。踏切も何もない簡素なものです。

 

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 宮の奥の停留所は、東西の乗り場が向い合せ。

 

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 西行き乗り場は線で区切られた区画が色分けされているだけ。もはやお馴染みのノーガード電停です。

 

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 待合所には掃除用のほうきと掲示板、そして雨傘。急な雨ともなれば、ここで傘を借りて、また後で返しに来るのでしょう。

 

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 伊野行の電車が通りかかりました。停留所には私以外誰もいません。

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 電車にとっては決して楽ではない上り坂。乗り降りする人がいないと見るや、電車は速度を下げず、そのまま坂を登り続けます。