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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

シリーズ土佐の駅(28)旭駅(JR土讃線)

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 高知からの高架を降りて、田畑や林を抜けたJR土讃線が再び市街地へ入ったところに、旭駅があります。

 

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 特急列車と普通列車が行き違うところ。特急は一部を除いてこの駅に停車します。旭駅は高知から西に進んで最初の主要駅になります。

 

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 駅前に出てきました。三角屋根と柱の組み方が印象的な駅舎です。

 かつてはこの中にJR四国のパン屋さんが入っていたのですが、今は撤退していて、広い駅舎のほとんどが使われていない状態です。

 

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 駅前に一本だけある大きな木。何か謂れがあるのかも知れませんが、それを示すものは見つかりませんでした。

 

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 小さな切符売り場と改札。今、駅舎の中で常時使われているのはこのぐらいです。

 

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改札を通って、再びホームへ。これも昔の名残か、行き違いのできる線路はホームよりフだいぶ長く伸びています。その上を、駅構内と一般用の跨線橋がそれぞれ伸びています。

 

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 高知線の歌もここまで来ると10番。「仰げばみゆる煙突の」と唄われているのは、かつてあったパルプ工場のことでしょうか。現在はすでになく、跡地はショッピングセンターになっています。

 

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 向こうのホームを見ると、昔の案内がうっすらと残っていました。岡山がないので、瀬戸大橋ができる前まで遡りそうです。

 

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 須崎、窪川方面。晩秋に差し掛かるとはいえ、敷地内はまだ草生しています。

 

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 西日を浴びながら、普通列車が1両だけでやって来ました。これから黄昏時の土佐路を、須崎まで走っていきます。