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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

帰って来たラバー・ダック 2015秋、大阪にて(2)

 アヒルちゃんのそばでアヒルカー発見。グッズ販売所ではレプリカアヒルちゃんが並んでいます。今回もお目当てで来たところ、はたして1羽ずつスカウトすることができました。

 

 

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 大阪から高知に来ることが決まったレプリカアヒルちゃん。親分と並んで一枚。

 ちなみに、今回に限ってはレプリカアヒルちゃんの数が普段のイベントの倍以上出ていました。いつもならスカウトのために十数分から数十分はか並ぶんですが、事今回はそんなこともありませんでした。今週末辺りなら、十分間に合うんじゃないんでしょうか。

 

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 中之島の休日。奥に見える赤レンガと緑の屋根は国指定重要文化財中之島公会堂、その背後には大阪市役所、歴史を感じさせる建物が控えています。

 

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 この近辺は金融街、川を渡れば土日は閑散としています。しかもイベントのメインは夜間なので、昼間はアヒルちゃんがいるほかは特に何もありません。

 

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 ですが、気がつけば人が集まります。最近は海外から訪問する人も見かけるようになりました。

 ま、われわれも海の外から来ているわけですが。四国から来てますし。

 さて、スカウト活動も無事終了したところで、周辺を歩いてみることにしました。

 

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 中之島のバラ園から東に進み、天神橋で南岸に渡り、水辺を歩きます。コンクリートと川に囲まれた中で、アヒルちゃんの黄色が目立ちます。

 

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 八百八橋と言われた大阪ですが、普段の生活で川や水辺を意識する機会がある人は、そう多くないのではないでしょうか。かくいう私も、かつてはそういう1人でした。実際川は渡ったり岸を移動する際の通過点ではあっても、それ以上ではなかったですし。まして地下鉄で通過するとなれば、川があることなどまったく感じられないわけで。

 ただ、アヒルちゃんが中之島に現れることで、大阪が川の街だということをあらためて感じたのです。ボートで川からアヒルちゃんを眺めたりしましたし。

 

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 そう考えると、水辺という、普段は見過ごされがちな地域の資源、いやもっと軽く「ネタ」と言った方が大阪らしいでしょうか、アヒルちゃんはそういうものを認識させてくれる存在でもあるのです。

 

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 なにわ橋から。

 オフィス、住宅に高速道路に囲まれた公園とアヒルちゃん。

 陳腐そのものではありますが、都会のオアシス、そう思わずにはいられません。

 

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 水上バスアクアライナー」がやって来ました。この付近は観光路線の定期ルートになっています。

 

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 橋桁が低いところが多いので、水上バスは低床式になっています。アヒルちゃんの尾羽を見上げるアングルです。

 

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 戻ってきました。しかし、よくよく考えてみると、偶然とはいえちょうどいいサイズの水路があったものです。

 

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 今度はなにわ橋から。散歩をする人、自転車に乗る人、近くのカフェテリアでおやつやビール、カクテルを楽しむ人、行き交う人の流れが絶えません。

 

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 大阪の都心とはいえ、この辺りは少し歩けば住宅の多いところ。散歩にはちょうどいい場所です。

 

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 もうちょっと見ていたいのですが、予定もありますし、明日また来ることもできます。

 

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 ひとまず今日はこのぐらい。アヒルちゃん、また明日!