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「地域」研究者にして大学教員がお届けする「地域」のいろんなモノゴトや研究(?)もろもろ。

2015夏 宮城・常磐鉄道紀行(7)女川の海を望む

 女川駅を出て、数年ぶりに海を眺めてみることにしました。あの海を。

 

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 女川は街を新たに作りはじめた最中。工事現場の柵に、完成図が描かれています。

 

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 駅正面の並木道は既にできています。まだ若い街路樹が、いかにも完成したてのニュータウンのようなイメージを与えます。

 

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 しかし、その周囲はほとんど工事現場。未開通の道や柵の向こうに、ところどころ建設中の建物が姿を現しています。

 

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 海岸付近は柵ばかり。海にはなかなか近づけません。

 

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 前に訪れたときは、何も考えずに海沿いまで行けた街。

 

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 今は、海までの道はまだありません。工事現場となった海岸には柵が作られ、近づくところではないという警告を発しています。

 

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 その向こう、何とかデジカメの望遠を効かせて見た先に、漁船が並んでいます。それでも海とともに暮らす人々がいます。 

 

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 あの海。今では遠い存在になってしまった海。

 それでも、恵みの海……