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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

高知・春野で東京六大学オールスター戦

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 東京六大学のオールスター戦を高知は春野球場で開催するという話を聞きつけました。実は学生野球を観戦したことはこれまでなかったのですが、多少なりとも雰囲気は味わえるだろうと、観に行ってきました。

 

 春野球場は高知市中心地から車で(バスはないに等しい)約30分走った県立春野総合運動公園の中にあります。埼玉西武ライオンズのキャンプ地の1つ、と言えばピンと来る方もいらっしゃるでしょう。

 現在は高知市内にあることになっていますが、これは旧春野町が高知市に編入されたためで、まさに田園地帯の中の球場。遊びたい盛りであろうライオンズの若手選手はどうしているんだろう、などと妙な疑問も浮かんだりします。

 

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 六大学オールスターということで組み分けが気になるところですが、一塁側が慶應・法政・東京3大学によるチーム海援隊、三塁側が早稲田・明治・立教3大学によるチーム陸援隊ということです。早稲田と慶應が分かれるのは有無を言わさず納得させられるところです。一方で、知人の明治OBから明大生の早稲田に対する強烈なライバル心というのも聞いていたところなので、こちらは大丈夫なのかなぁと思ったりもします。

 

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 六大学と言えば熱烈な応援。この日は応援団員やチアが関東から乗り込んできたのに加え、地元中学・高校の吹奏楽部が参加していました。1塁側・3塁側それぞれ異なる学校の生徒さんが来ていたわけで、こちらはこちらでライバル対決かも知れません。

 念のため断っておきますと、写真でなんとなくお分かりの通り当方はこの日3塁側寄りに席を取っておりますが、あくまでも偶々空いていた席に座っただけです。他意はありませんので関係者の皆様ご理解ください。いや、こうでも言っておかんといろいろと……

 

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 さておき、写真が大変見づらくて申し訳ないのですが、当日のスタメンです。まだ8月で日差しもきつければ気温も高く、安全を確保しようと思うとどうしてもバックネット裏に逃げ込まざるを得ないんですが、私のカメラだとどうしてもネット越しの画像がどうにもならないのです。悪しからずご了承ください。

  

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 さて、試合前のセレモニーで両チームの監督・選手が順に登場してきます。

 

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 選手を出迎える関係者たち。中央で1人だけ明らかに体格が良いのが、我らが尾﨑県知事です。

 

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 で、セレモニーです。まずは知事のご挨拶。

 

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 東京六大学を代表して、東京大学の浜田監督からご挨拶。

 

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 続いて高知県特産品の贈呈。中身はいろいろあって忘れてしまいましたが、酒ではなかった気がします。

 

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 セレモニーも終わって試合開始です。

 

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 尾﨑県知事の始球式。何と言うか、ものが違います。前々日にファイティングドッグスのお寒い投手状況を見てきただけに、お願いしてワンポイントぐらい何とかならんがかね、と言いたくなるような投球でした。

 

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 チーム海援隊の先発は熊谷(法政)。

 

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 一方のチーム陸援隊は澤田(立教)が先発。初回は両投手とも三者凡退、テンポよく抑えます。

 

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 スタンドに目を向けると、応援合戦がいよいよ始まっています。酷暑もものかは、団長が声を張り上げて口上を述べます。

 

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 3塁側は座席の都合でどうしても写真が撮りづらいのですが、とにかく負けず劣らずの熱心な応援です。

 

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 応援するのは団員や吹奏楽部だけではありません。一流どころの大規模大学が集まるだけあって、各大学のOBもスタンドに馳せ参じて声援を送ります。

 

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 肝心の試合は2回表、1アウトから菅野(明治)がヒットで出塁すると、石井(早稲田)がライト線に放った当たりが3塁打となり、チーム陸援隊が先制します。とはいえ、熊谷は後続を連続三振に斬ってこの回は1点止まり。続く3回に両チームとも走者は出すものの後が繋がらず、序盤は1-0で終了します。

 

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 チーム海援隊の2番手は玉熊(法政)。2イニングをパーフェクト、しかも4奪三振の快投です。

 

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 チーム陸援隊の2番手は田中(早稲田)。こちらも1イニング奪三振1でシャットアウトです。

 

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 5回裏、田中に代わって登板したのは柳(明治)。この回は先頭打者こそ出すものの、後はきっちり抑えます。投手戦の試合は5回を終わって1-0、ハイペースで進んできました。

 

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 6回表、チーム海援隊の3番手には柴田(東京)が登板します。すると、ここで試合が動きました。

 

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 先頭の青野(明治)がヒットで出塁すると、打順トップに返ったところで代打中澤(早稲田)が登場。ここでライト方向への3塁打が出て、チーム陸援隊が追加点をもぎ取ります。

 

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 さらに1死3塁で河原(早稲田)の犠牲フライが出て1点を追加。大きな3点目が入りました。

 

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 打線が苦しむ中、それでも逆転を期すチーム海援隊は8回から加嶋(慶應)を起用。上位打線を1四球無安打無失点で、何とか流れを引き寄せんとします。

 

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 他方、チーム陸援隊の4番手に上がったのは加藤(明治)。

 

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 ここでチーム海援隊は四球とヒットでチャンスを作り、3番谷田の犠牲フライで待望の1点を奪います。

 

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 ところが、直後の9回表には逆にチーム陸援隊の鈴木(立教)が犠牲フライ。これがダメ押しとなりました。

 

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 裏の攻撃でチーム海援隊は先頭打者がヒットで出たものの、反撃もそこまで。4-1でチーム陸援隊が勝利しました。

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 こちらも見えにくくて本当に申し訳ないのですが最終スコア。スコア以上の投手戦は2時間と数分で終了、とはいえ内容的には非常に濃いものでした。

 私は学部生時代に今は潰れた小規模大学にいたこともあり、学生スポーツで盛り上がるという経験がついぞありません。大学院を出た後も、前任校で1度だけ甲子園ボウルを見に行ったぐらいで、こういう一流どころの大学の学生・OBが同門で盛り上がる雰囲気は、正直言うと羨ましい部分はあります。

 もっとも、私がそういう大学に入っていたとしても、おそらく野球場や競技場に足を運んでいたかは疑問ですし、仮に行っていたとしても周囲から浮くだけだっただろう、というのも何となく理解してはいます。ともあれ、自分には縁遠い世界を垣間見られたのは良かったのは確かです。