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人には添うてみよ、馬には乗ってみよ、酒には酔うてみよ。

高知に来て1ヶ月、気づいた20のこと(上)

 南国土佐へ大阪を後にして、早いもので1ヶ月が経ちました。この間、高知でのいろいろについて発信したかったのですが(モンゴル社会研究の連載も放ったらかしですし……)、家のネット環境が長らく整わず、果たせないままになってしまいました。

 ただ先日ようやく固定回線ができましたので、今回は高知に来て以来の1ヶ月間で気づいたことを一気に書きたいと思います。

 1. 朝晩は意外と冷える

 これがまず最初の意外感でした。とくに高知に着いた最初の週は昼間すら結構肌寒く、南国に来たというのにコートまで着て外出してましたし、家でもコタツを片付けたのは先週末の話です。

 この辺は雨が多かった天気のせいもあるでしょうし、家に関しては外気より室温が低い感じなので、多少は割り引いて考える必要はあるでしょうが、ともあれ南国だからいつでも暖かい、とはなかなかいきません。とはいえ、今日の昼間外に出たら、これからすぐに暑くなるんだろうなぁ、という予想は立ちましたが。

 

2. 湿気!湿気!!

 さらに驚かされたのが、まぁ湿気の多いこと多いこと!

 瀬戸内海式気候で生まれ育って、内陸国の研究をしている私が言うと説得力に欠けるかも知れません。ただ、部屋の中に置いていたチラシが水分を含んでへにゃけるんですよ?郵便受けに届いていた封筒がしけってる湿気てるんですよ?

 しかも金曜日に除湿をかけたまま研究室を出て、月曜日に開けたら「もわーん」。本棚を見るとソフトカバーの本が湿気て表紙が丸まっている。これは大変です。

 なので、とにかく部屋中に湿気取りを置く、家にも強力な除湿機を置くなどして、これから長い湿気との戦いに備えています。個人的には除湿機にたまった水の有効利用法を見つけたいところです。

 

3. 魚が安い(よくわかる)

 高知と言えばカツオのたたき、という方も多いことでしょう。実際、大阪と比べたら格段に安い多い旨いです。同じ要領で、他の魚もまた安くておいしいですし、今まで見かけないものもあります。スーパーでトビウオが丸ごと一尾パックで売られていたのは意外も意外でした。それまでトビウオと言えば飛魚ダシ(あごだし)のイメージしかなかったですし。

 

4. 野菜が安い(わかる)

 海のイメージが強い高知県ですが、山も多ければ田畑も多い。なのでニラ・ショウガ・ユズの出荷額は日本一(平成24年産野菜生産出荷統計調べ。聞くところではユズの出荷額も日本一だとか)。なので県内産の野菜も大阪では考えられない値段と新鮮さです。大阪でわれわれはどんなものをどんな値段で食べてきたのかと考えてしまいます。

 ちなみに、個人的なおすすめはトマト。見栄えのいいものは県外に出荷されているはずで、県内では割と不揃いのものを見かけますが、味は全く問題ありません。

 

5. 米がものっそ安い(!!?)

 これが意外でした。いや、嬉しい誤算です。コシヒカリ系の県産米が大阪のディスカウント店の安いコメと同じぐらい(?)の値段で買えるのですから。正直家計は助かってます(笑)

 ただこれ、裏を返せば土佐のお米のブランド力の実情を物語っているとも言えるんですよね。ことコメに関しては、消費者が「ササニシキ」「コシヒカリ」「南魚沼産」などのブランド=名前を買ってる部分もあるはずですし。高知にもコシヒカリもあればあきたこまちもありますし、仁井田米なんて知る人ぞ知るブランドだと思うんですが、相応の価格がついているとはとても...…県外ではどうかは分かりませんが。

 

6. 他にもいろんな安くて旨いもの

  ほかにも安くて旨いものがいくらでもある高知ですが、一番驚いたのはスーパーで28円の豆腐を見た時。128円じゃないですよ、28円。今までの人生でその倍の値段の豆腐すら見たことがないので、妻と二人で衝撃を受けたものです。

 で、はたして冷奴にしたら普通においしく食べられました。28円でこれならもっと値の張る豆腐はどれだけのものだろう、って話です。

 

7. 実は茶所

 お茶と言えば京都や静岡、あるいは鹿児島あたりの名前が浮かぶでしょうが、高知も実は茶所なのです。生産量こそ決して多くはないとはいえ、急斜面が多く日照時間も長い高知ではお茶が生産されたり、自生していたりしています。

 ちなみに、高知市内には土佐茶やお茶を使ったスイーツ・料理が楽しめる「土佐茶カフェ」なんてものもあります。私も先日ランチを堪能したところです。

「ひだまり小路 土佐茶カフェ」オープン | 高知県庁ホームページ

 お酒のイメージが強烈な高知ですが、下戸の人でも未成年の人でも、それはそれで楽しめるものがあるんですよ。

 

8. 隠れた名物その1、ぼうしパン

  「ぼうしパン」と言われて想像がつく県外の方ははたしてどれだけいることか。ただ何のことはない、帽子の形をしたパンなのです。

 

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 こちらは「元祖」ぼうしパンですが、今では高知の製パン業者、あるいは町のパン屋さんを含め、いろいろなぼうしパンができています。ただ共通するポイントはあって、ふわふわの本体にメロンパンの皮のような外周。県外に出た高知県人には、郷愁をそそられるものなんでしょうね。

 

9. 隠れた名物その2、リープル

 これまた県外の人には 何なのか分からないでしょうが、リープルという乳酸菌飲料高知県民に膾炙しているのです。

www.himawarimilk.co.jp

 乳酸菌飲料というと○クルトをイメージされるかも知れませんが、リープルは何というか、味のアピールがヤク○トよりは強い。でもって、1リットルの牛乳パックもあったりします。ヤ○ルトでは考えられないですよね。

 ぼうしパンとリープル。この組み合わせでさっと食事を済ませた時に、自分も高知に馴染んだのかな、と思ったりはします。

 

10. 隠れた名物その3、チキンナンバン

 これも県外ではまるでイメージがないと思いますが、というかチキン南蛮といえば宮崎のイメージがあるらしいのですが、高知には高知のチキンナンバン文化があるのです。ショッピングモールのレストランに入ればチキンナンバン推し、街中で洋食店のチラシをもらえば看板料理はチキンナンバン 、とかくチキンナンバンが前面に出てくるのです。

 そんな中で、チキンナンバンで高知の人々がまず思いつくのが、高知に根を張る弁当店兼コンビニの「くいしんぼ如月」のチキンナンバン弁当。弁当店兼コンビニというと変に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実際コンビニにホットスナックコーナーがついているというレベルじゃなくて、弁当店としてだけでも立派に機能するところをコンビニの部分が小さからずついているのですから、こうとしか表現が思いつきません。

 

www.nanban-tabetai.jp

 

 で、その看板がチキンナンバン。ってか、公式サイトのURLにkuishimboもkisaragiもなくてnanban-tabetaiって時点でお察しください、っていうレベルの力の入れようです。ちなみに私も当然食べたことがありますが、意外とあっさりしてます。これならビッグサイズでも行けるよな、という感じですし、飽きが来ることはなさそうです。

 もっとも、弁当屋さんでなければもう1つ有名なお店が市内東部にあるのですが、そちらは車でないと行きにくそうなので未踏。今後食べに行ったらこちらでも報告したいなと思ってます。

 

  後半に続きます。